雨過天晴

在宅ファンが握手会まで行っちゃうようになった話

2017.01.11

category: 日々のつれづれ

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img from: GIRLY DROP

娘。が好きなんだよ、という話です。
娘。といってもうちの五歳女児のことじゃなくてですね。
モーニング娘。です。
2014年から西暦下二桁がくっつくので、今年はモーニング娘。’17(ワンセブン)ですね。

出会いのきっかけは教育実習で行った中学校のお昼の放送でした。

毎日流れていた、やたらと耳に付く二曲。たぶん同じ人の曲。
ちょっと古い歌謡曲っぽいけど、歌っているのはアイドルっぽい女の子の声。

ワタシ「これ何の曲?」
生徒「えーせんせ、ASAYAN知らんのー?」
ワタシ「なにそれ? テレビ? 見たことない」

年齢がバレますね。そうですASAYANリアルタイム世代です。
生徒に教えてもらった二曲は「サマーナイトタウン」と「抱いてHOLD ON ME!」でした。

今ならサクッとネットで試聴して購入するんですけどね、当時はネットで曲を聴くということが…あんまり出来なかった。
YouTubeはまだないし、回線速度もサーバ速度も足りなくてネットで音楽データをやりとり出来なかった。

……んですけど、ゴニョゴニョすれば出来たので件の2曲をゲットしました。
さらに夕食を当時30円台のベビースターで済ませていた貧乏人なりに、アルバムが出たらぽつぽつ買うようになる。
世間では「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」がめちゃ流行っていました。
わたくし忙しくてテレビを見ない生活をしていたので、時は淡々と過ぎ。

そして来たのが10枚目シングル「I WISH」。
(動画、曲は3:00から始まります)

王道アイドルバラード。サビの歌詞がド直球。

人生って すばらしい ほら 誰かと
出会ったり 恋をしてみたり
Ah すばらしい Ah 夢中で
笑ったり 泣いたり出来る

この内容でタイトルが「I WISH」。
I believeでもI hopeでもなく「WISH」。

【wish】 (実現の可能性が低いことを)望む,願う
(Weblio 辞書)

実現の!
可能性が低いことを!
願う!
「人生ってすばらしい」って!

これって、だって、いい歳の人が、とんでもない量の努力と苦労と不条理を重ねてきた女の子に歌わせている曲なんですよ。
「人生はすばらしい」って。
「いつもと同じ道だってなんか見つけよう!」って。
人生はさして素晴らしくないし、毎日割と同じだって分かってて、それでもです。

希望で、願望で、難しいことを知って分かっていて、それを全然憂いなんてないよっていう明るい声で歌っちゃうんですよ。

個人的にわたくし当時、結構人生ずんどこで、毎日消えて無くなりたいと思っていまして。

そんな自分に、この曲はすごく刺さって、そして泣いた。


以来、ぼんやりと好きなまま来ましたが、見た目の印象が派手目に変わってきたころ(所謂プラチナ期ですね)は離れてまして。
ただこの頃の曲は「アイドルってなんだっけ……」とこちらを悩ませてくれるほど難易度高く、聞きごたえがあるので、めっちゃおすすめ。

1曲目「SONGS」から激しく脳を揺さぶられるお見事なアルバム。
一家に一枚、是非。

で、これですね。
過去記事でも書きましたが「One・Two・Three」で再び聞き始めました。

The 摩天楼ショー (Dance Shot Ver.)

そして伝説の!寝起きコンサートどっきり! 

みんなおかしい……。
おっとりしてそうで異様にアイドル好きなふくちゃんとか、天然も度がすぎるまーちゃんとか、むしゃむしゃ食べてる顔が可愛すぎるりほりほとか、落ち着きすぎて年齢誤魔化してませんかっていうさくらちゃんとか、なんというか、みんながおかしい。
みんながおかしすぎて、うっかり箱推しになりました。

で。
そうこうしているうちに道重さんがご卒業。

道重さゆみ 「シャバダバ ドゥ~」

ぼんやりしてたら鞘師さんまでご卒業。
泣いた。泣いた……。


家でCD聞いてPV見て動画追っかけていれば満足な引きこもり系ファンだったのですが、そろそろ物足りなくなってきました。
推しの生歌をなるべく多く聴きたいと思えば、直近のコンサートに出向くしかない。

そう、この子が!いるうちに!!
さくらちゃんの歌を聞けるうちにコンサートに行かなければならない!早急に!!

と、とうとう「ライブ行きたいな…」となったわけですが、行ったことないジャンルに一人で参戦するの怖いじゃないですか。ねえ。
どんなんか分からないのにいきなりDVD買うのもハードル高いし。
娘。……というかハロプロは動画消されずにいるので、雰囲気だけでも掴むことができます。
ありがたや。

ウルフボーイ → Moonlight night〜月夜の晩だよ〜

かっけええええええええええええええ!!!!!
しかもファミリー席という平和そうな席がある!? 
(2階以上の前数列で起立禁止。ステージにでっかいモニターがあるので、全然見えないとかいう心配は無い)
行ける!行けるぞ!


コンサートといえばチケットぴあの世代なのですが、娘。はブログ先行申し込みというのがあるんですって。
わたしも正直よく分かってないのですが、これが最速の申し込みだそうです。
公式サイトで「日程が決まったよー」のしばらく後に、「ブログ先行申し込み始まります」とお知らせが出ます。
各メンバーのブログ(加入した期ごとに分かれている)が紹介されているので、ブログからさらにe+(イープラス)に飛んで抽選申し込みすればあっさり完了。

2016年秋は五歳児用にTシャツ作って行ってきました。楽しかったー。
五歳児さくらT

で、握手会なるものもあるという。
行く方法を調べようにもどうしようにも、これまでは仕事だなんだと行くことすら考えない日程だったのですが、先日浜松まで遠征して、ようやく参加出来ました。

さくらちゃーーーん!!! ちっちゃい! かわいい! 顔に余白がない!
うってかわって左側のぷくぷくした幼児はうちの娘です。

これも公式サイトで「握手会日程」が出るので、そこからメンバーごと(握手会開催のお店ごと)の案内を見ます。
「お店(ショッピングモール)のどこどこに並んでね、何時から入り口開けるよ、CD販売(新曲発売イベントなのでCD買って握手会参加券をもらう)は何時からだよ」
と親切に書いてあるのでその通りにします。

たぶん店舗ごとに色々違うとは思うのですが、どんなんだったかというと。

朝(開店前)に入り口に並ぶ →
特設会場横で臨時の売り場が出てるのでCD買う(1枚で握手1回、購入枚数制限有り) →
・トークショーの優先エリア(カラーコーンで囲ってあるだけ)入場整理券がもらえました(前の方で見られる券) 

優先エリア入場整理券に集合時間が書いてあるので時間になるまでフードコート内でぼんやりクレープ食べる などする

集合時間に整理券番号順に並んで入場→
・わたしたち整理番号が後ろすぎて、もはや列も作られておらず、なんとなく適当に入場する
・ビニール袋(アスクルの70リットル半透明ゴミ袋)が渡されるので手荷物を全部入れて持っておく
・優先エリアが区切られており、半分は女性用エリアだったようです。
・だから周り女子しかいない。
時間になったらさくらちゃん登場(女性用エリアよりすさまじい黄色い悲鳴)、トークショー開始 →
トーク終了、握手会へ移行 →
女性用エリアの方から、なんだか順番とかあったもんじゃないって感じで、ものすごく適当に握手会場(ステージ上)へ一人ずつ回される
・握手の順番直前に荷物入りビニール袋を係の人に渡す
・さくらちゃん♡と握手してる間に、荷物が背後でバケツリレーされる
・出口で荷物袋を受け取り解散

10時販売開始で9時半に並んだので、整理番号は結構後ろの方でした。
入れたからまあいいか。
たぶん優先エリア整理券が200枚、握手券が500枚?だったのかな。すごいな。

コンサートもだけどすごく女の子が多くて、割りに平和な感じです。


で、最新(2016年秋)がこれだよ、きたよとんでもないのがきたよーーー!
「セクシーキャットの演説」

2017年も13期入ってとても楽しみ! 
ありがとうありがとう、私たちに娘。をありがとう!